
俺は今まで派遣で色んな工場で働いてきたけど、派遣になるのは辞めた方がいい理由について書いていきたい。
その前に派遣社員とは何か分かっていない人も多いと思うから簡単に解説する。
派遣社員って何?
派遣社員とは派遣会社と契約を結んで企業に派遣されるスタッフのこと。
社員と言えば聞こえはいいかもしれないが、簡単なシートに記入して登録すれば誰でもなることが出来る。
形態にも色々と種類があり、登録型派遣、紹介予定派遣、常用型派遣、無期雇用派遣などがある。
紹介予定派遣は数ヶ月派遣先企業で働いた後、直接雇用になれるというもの。
派遣社員を募集している会社は資金力のある大手企業が多く、学歴経験などが無くても大手に潜り込むことができる。
派遣社員は企業にとっては都合の良い労働力
派遣社員は誰でも出来る仕事の穴埋めをさせられるのでスキルアップが無い。
派遣社員は場合によっては正社員より高い給料をもらえることもあり時給1400円とか期間工だと月収30万近くいくこともある。
なぜ給料が高いのかというと、企業は負担の大きい正社員より
替えの効きやすい派遣さんを雇いたいからだと思う。
3年ルールがある
派遣社員は同じ職場で3年以上働くことが出来ず、3年経てば雇い止めになる。
ただし同じ事業所内で部署を変えれば3年以上働くことも可能。
まあ派遣社員のほとんどは半年持たずに辞めていきますが。
3年を超えそうな場合は無期雇用に転換したり、企業の直接雇用パートになったりする場合もあるようだ。
正社員にはなれない。
派遣だと年を重ねても非正規雇用のままなケースが多い。
俺は2年間続いた工場でひそかに社員登用を狙っていたけど、全くそんな話は無かった。
正社員として引き抜かれるには25歳以下で若いとか、よほど仕事が出来て優秀でないと無い。
非正規雇用のまま中年になってしまえばわりと厳しい人生が待っている。
単純作業ではスキルアップも難しい。
派遣社員として短期で転職を繰り返すほどに非正規でしか働けないようになっていく。
時給の高いところでは派遣で生計を立てたり結婚している人も居ることにはいるようだ。
職場を転々とすることが多い。
派遣と直接雇用の正社員には超えられない壁がある。
歳がいって来ると、年下が正社員なので気を使われたりする。
派遣は基本的に派遣先での立場が弱く、1か月持たずに辞めていく人が多いのが事実。
すぐに次のところが見つかると思っているから合わないと思えば派遣は即辞める。
色んな工場を渡り歩いたりなかなか抜け出せなくなるパターンは多い。
まとめ
派遣社員というのはこんな感じ。派遣で働くのはあまりおすすめしない。
派遣するなら無職ニートの方がマシだと俺は考えています。
働くならばちゃんとした正社員とか直接雇用を探した方が良いと思う。