
俺は昔、宅建を独学で半年勉強して落ちた時がある。今日はその時の話しを書こう思う。
宅建を独学で半年勉強した
宅建の試験は10月にあるのだが、自分が宅建に興味を持ったのが2月で本格的に学習を始めたのが4月辺りだった。
当時、ニートで何か良い資格を取って就職出来ないかと考えていた。
なぜ宅建を受けようかと思ったかというと、宅建士は資格手当てが付いて年収800万を目指せるコスパの高い資格だということをネットで知ったからだ。
そして、本屋に行って宅建関係のテキスト、教本を買い漁った。
最初は宅建の基本テキストを読んでも難しくてわけが分からなかった。
その為、宅建マンガの本を何度か読んで宅建の全体像を把握していった。
「マンガ宅建塾」は分かりやすいから入りとしてはオススメだ。

その後、分厚いテキスト本を読み込んで過去問を解いていった。
宅建は権利関係、宅建業法、法令上の制限、税金があるが「権利関係」のボリュームが大きく勉強に時間が掛かる。
過去問、模擬試験をやり込んだ
8月になるとその時は派遣で働いていたが、休みに図書館へ行って模試をやり込んだ。
家でやるより図書館の方が本試験に近い雰囲気が出るからだ。
夏休みの学生も居たが、大人になってから試験勉強をするのはなんか新鮮だった。
と、同時に人生何やってるかよく分からない感じだった。
宅建のスマホアプリでも問題を解いたりしつつ、解答の精度を高めていった。


過去問は4択だから、何度も解いている内に覚えて8割の精度で正解するようになった。
宅建本試験当日(10月)
10月、ついに宅建本試験の日が来た。
試験会場の周りに行ったら、スーツを着た不動産会社の人や大学生、ブルーカラー系の人など様々な人が居た
俺はユニクロのボーダーを着てラフな格好で行ったから場違い感が半端なかった。
高校の教室が試験会場だったが、どの教室で試験を受けるか分かりづらく少し彷徨った。
会場の雰囲気に飲まれそうになったが、宅建の試験が始まると意外にも冷静に選択肢を解くことが出来た。
模試で見たような問題も多く出ていて、試験時間に余裕を持って解答を終えた。

宅建本試験「15点」で不合格
その後、すぐにネットで答案が出て帰りの電車で答え合わせをしたら15点だった。
50点満点で合格ラインは35点前後だが、ボーダー越えは無理でももう少し点数を取りたかった。
やはりFラン大学中退の学力では半年独学で合格するのは難しかったようだ。
よく考えてみると宅建を取っても不動産の営業が出来ないとダメだし、実務が難しいと思う。性格的には一番向いていないやつだ。
しかし、家や相続の知識は親が居なくなった時に役立ちそうだから勉強して良かったと思っている。