
宅建を取って就職を有利したいと考えているニートは多いと思う。
しかし、意味も無く資格を取ってしまうと膨大な時間を無駄にしてしまう可能性がある。
俺も20代の頃、宅建を取って就職しようと考えていた頃があった。
ニートが宅建を取って就職出来るのか?ということについて書いていきたい。
ニートが宅建取っても就職出来ない?
宅建の資格があれば、不動産業界への就職は有利になります。
不動産会社は事務所に5人に1人、宅建士を設置する義務があり業界ではニーズが高い。
宅建士は不動産の売買契約などの仲介業務を行う、責任感のある仕事である。
しかし、引きこもりやニートが宅建士や不動産の営業が出来るか?といえば微妙。
ニートといっても人それぞれ能力や適性に差はあるので、宅建が役に立つかは人によるとしか言えない。
ネットを見ていると宅建を持っていても役に立たず、資格コレクターになっている人も多く存在する。
宅建はどちらかというと営業をしたり体育会系の資格なので、ニートには不向きな場合が多い。
宅建があれば、就職には有利になりますが40代以降で未経験の場合は難しいと思われる。
宅建試験の難易度の高さ
宅建は一応国家資格なので、それなりに難易度が高く合格率は15%前後。
自分は27歳の頃、宅建を取ろうとして半年くらい勉強した後、本試験を受けたことがある。
資格を取ってフリーター生活を抜け出したいと考えていた時期があったのだ。
工場で働きながらではあるけど、休憩時間を利用して勉強したり休日は図書館に籠もって過去問を解きまくっていた。
参考書や過去問題集は6冊くらい買って、マンガ宅建士というのをよく読んでいたのを覚えている。
結果は50点中、13点くらいで不合格だった..
模擬試験では8割くらい正解出来るようになっていたけど、本番の雰囲気に飲まれてしまった。
試験会場は大学生やスーツを着た不動産系のガチ勢が多く、場違い感が半端なかった。
運良く受かれば良いな・・・くらいの生半可な気持ちでは宅建に合格することは出来ない。
宅建は世間的には、難しい資格と認知されているのでニートは習得すれば自信に繋がるはず。
宅建は働きながらでも取れる
資格というものはあくまでスタートラインに立つ為の切符のようなものだ。
学生ならまだしもニートは資格の勉強をするより、社会経験を積んだ方が早いと思う。
資格の勉強をしているという体でだらだらとニート生活が長続きしてしまうケースは多い。
宅建の資格は働きながらでも取れるので、ニートはまず社会復帰することが先決。
採用する側からしても、何もしていなかったよりも働きながら資格を取っていた方が印象は良いはず。
会社に就職することが目的なら資格とか取らずに、最初から就活した方が早かったりする。
宅建の勉強法
試験に落ちた俺が言うのもあれだが宅建の勉強法を紹介したい。
宅建の勉強方法は以下になる。
・独学
・スクールに通う
・オンライン講座
俺は完全に独学でやったが、やはり独学だと怠けてしまう場合も多いのでスクール等に通った方が確実。
独学する場合は、得点配分の大きい宅建業法と権利関係を重点的に学習しよう。
宅建の試験は10月に行われるので、4月か5月くらいから勉強を開始するのが理想的だ。
宅建合格にかかる勉強時間は300〜400時間が必要だと言われているがオンライン講座を利用すれば時間を短縮できる。
他の資格はどうなのか?
宅建の他にもニートの就職に役立ちそうなものは沢山ある。
・電験3種
・社会保険労務士
・簿記2級
・FP
ただこれらは全て実務系の資格なので、就職する気がないニートは取っても役に立たない。
それなりに難易度が高く、習得するには膨大な時間を浪費する可能性がある。
運転免許を持っていない人は免許を取っておくと身分証明に使えるし、取っておいた方が無難。
就職したくないニートは以下のスキルを習得しよう。
・ライティング
・プログラミング
・マーケティング
・広告運用
俺はプログラミングは出来ないけど、その他のスキルを身に付けている。
マーケティングはブログとかyoutuberで発信するなら超重要なスキルになる。
ライティングができれば家に居ながらでも仕事出来るし、ニートが目指すべき方向性はこっちが近道だったりする。
就職したくないもしくは出来ないニートはスキルを身に付けるという方向性に切り替えよう。
まとめ
本記事の内容をまとめると
・ニートは宅建を取ったら就職に有利になるが、役に立たないこともある。
・宅建は働きながらでも取れる。
・資格コレクターになるくらいならスキルを身に付けた方が早い。
資格は就職する為のものなので、資格コレクターになるならスキルを身につけて稼いだ方が早い。
あくまで個人の意見なので参考までに。