
ストレス社会とも言われるこのご時世、社会不安や対人恐怖症の人が増えている。
社会不安障害の治し方やおすすめの仕事を引きこもりの体験談も踏まえて紹介する。
社会不安障害が原因で引きこもりになった
俺が引きこもりになったのは社会不安障害を発症したのが原因だ。
工場での人間関係が上手く行かなくなり逃げるように仕事を辞めた。
変に目立っていた節もあるので、いわば出る杭は打たれるというやつだと思う。
会食恐怖というか、職場の食堂で集まって昼食を食う時が苦痛だった。
当時は外に出るのすら怖くて人が多い場所に行くだけで動機がするほど、社会不安は悪化していた。
その後は作業所を経て、派遣で食品工場などに就職するがどこに行っても2ヶ月続かずに辞めた。
現在はブログなどの在宅ワークによって収入を得ている為、社会不安はほとんど無いが、社会復帰したら再発する可能性はある。
社会不安障害を克服するには
社会不安障害は、ある特定の場面において過度に緊張するという病である。
そして人が集まっている場所や人前で何かを発言するような社会的な状況を避けるようになる。
職場で人とすれ違うのを避けたり、なるべく波風立てないように仕事をするように振る舞う。
言うならば、対人恐怖症や引っ込み思案にも近い状態と言えるだろう。
社会不安障害になったら仕事を辞めて心の傷を癒やすことが先決となる。
自分も仕事を辞めて数ヶ月ニート生活をすれば社会不安障害はほとんど消え去った。
できれば在宅ワークの仕事をして、家に居ながらネットで稼げるようにするのが理想である。
そもそも人と関わらなければ、社会不安というものはほとんど感じずに済むからだ。
無職で雇われるしかお金を稼ぐ手段が無い状況は、面接や新しい職場の不安が付き纏う為、社会不安を増幅させる。
なので、雇われずにネット等で収入をする術を確保することが重要なのである。
どうしても働きたい場合は、精神科で薬を処方して貰い飲みながら通うのが有効だろう。
社会不安障害で出される薬は、抗不安薬というセロトニンを増やす薬が中心である。
俺も不安を抑える薬を飲みながら工場に通っていたことがあるが、それなりに効果を感じた。
しかし所詮、その場凌ぎなので、自意識過剰を治すとかメンタルを鍛える等しなければ根本的な解決にはならない。
社会不安障害におすすめの仕事
社会不安障害の人に向いているおすすめの仕事を挙げていきたい。
在宅ワーク
社会不安障害の人は在宅ワークの仕事が向いている。
在宅で稼ぐことが出来れば、人間関係もほとんどなくて社会と関わる必要性が無いからである。
しばらくは在宅ワークをしつつ自宅療養をして、社会復帰というルートも考えられる。
在宅ワークの中でおすすめなのがアフィリエイトやプログラミングやWEBライターの仕事だ。
個人で稼ぐにはスキルが必要になる場合が多く、収入が得られるまで時間が掛かるが時代に合っている。
肉体労働
社会不安障害の人に意外とおすすめなのが身体を動かす仕事だ。
なぜなら、肉体労働は仕事はキツイが人間関係はあっさりとしている場合が多いからである。
倉庫のバイトをしていたことがあるが、不安を感じる暇もないほどハードで社会不安は消え失せた。
ちょっとキツめの肉体労働の仕事に就くと社会不安は緩和されるかもしれない。
配送ドライバー
トラックドライバーなどの配送業は人と関わらずに黙々と出来る為、社会不安に向いている。
あとは早朝の新聞配達なども人とすれ違うことが少なく、向いていると言えるだろう。
タクシー運転手も人を乗せる仕事だが、待機時間がほとんどなので意外とコミュ症でも働ける。
youtuber
youtuberは人と関わらずに収入を得ることができる。
カメラに向かって喋るだけで動画を作ることができるので、人間関係はほとんどない。
評価ボタンやコメントをオフにするというやり方もある。
俺もyoutuberをやっているが引きこもりや社会不安のリハビリとして有効だと感じている。
社会不安障害に向いていない仕事
社会不安障害の人に向いていない仕事を挙げるとするならば、接客の仕事だろう。
接客のような人間関係が多く、気が休まらない仕事は社会不安を悪化させる場合がある。
しかし見方を変えるとあえて人と関わる仕事に就くことで、メンタルが鍛えられる場合もある。
工場の仕事でも、それなりに人間関係はあるので、どのような人が働いているか見極めることが重要である。
まとめ
社会不安障害を治すにはまずは仕事を辞めることが先決である。
そして在宅ワークをして稼ぐなり、自宅療養をしてから職場復帰を考えよう。